孫と想い出の人!
4歳の孫は、コロナ禍に産まれ育った。コロナ感染を避けるために、なかなか会えない日々が続いたが、動画などをみながら成長を楽しんだ。孫を思うたびに、私には想い出す人がいる。その方は、難病を患い数十年に及ぶ闘病生活を送っていた。長い闘いで、体の方はだいぶ疲労していたが、とても穏やかな方でした。限られた時間の中で、多くの医療的な支援があり、慌ただしい訪問でしたが、気持ち的にはとても穏やかな時間を共有できました。いつ命が尽きるか分からない状況の中、初孫が産まれました。会うのをとても楽しみにしつつ、少し月齢の大きな子供服をハンガーにかけて部屋に飾っていました。「孫が産まれて、初めて明日や先の事を考えられるようになりました」と話していました。私にも孫が産まれその意味を痛感しました。通う予定の小学校をみては孫の姿を想像するなど、改めて子どもは未来を映す鏡だと思えます。彼女も闘病生活の中で、孫を通して未来を想像していたかな?と思えます。8年前の思い出です。〝Sさんありがとうございました。貴方の素敵な笑顔は、いつまでの私たちの記憶と共に歩んでいます。〟
(孫と友だち:東京ドームシティにて)